日本時間7月7日午後0時10分ごろ、インドネシア・レウォトビ火山で大規模な噴火が発生し、気象庁が日本への津波の有無について調査していましたが、午後9時30分に「日本への津波の影響がない」と発表しました。

気象庁によりますと、日本時間の7月7日午後0時10分ごろ、インドネシアのレウォトビ火山で大規模な噴火が発生しました。

◆噴火発生日時:7月7日12時10分頃(日本時間)
◆火山名:レウォトビ火山
◆噴煙高度:約6万3000フィート(約1万9000メートル)

気象庁が7日午後2時30分に発表した資料(気象庁HPより)

この噴火の直後から、気象庁は、日本への津波の有無について調査を行ってきました。津波が発生して日本へ到達する場合、最も早いところ=沖縄県地方で「7月7日午後3時30分ごろ」に津波が到達すると予想されていましたが、7日午後7時の時点で、国内・海外の観測点で有意な潮位変化は観測されていませんでした。

気象庁が7日午後9時30分に発表した情報(気象庁HPより)

気象庁はその後も、今後の情報に注意するよう呼びかけていましたが、7日午後9時30分に「日本への津波の影響は無い」と発表しました。

インドネシアの「レウォトビ火山」では、6月17日にも大規模な噴火が発生し、気象庁が津波の有無を調査しましたが、日本への津波の影響はありませんでした。