参議院選挙についてJNNが序盤の情勢を分析した結果、徳島・高知選挙区は、無所属の現職がやや先行し、自民党の新人が追う展開となっています。

参議院議員選挙、徳島・高知選挙区には、4人が立候補しています。
(届け出順)
◆自民党・新人 大石宗 候補(おおいし・しゅう)
◆無所属・現職 広田一 候補(ひろた・はじめ)
◆参政党・新人 金城幹泰 候補(きんじょう・みきひろ)
◆政治団体 NHK党・新人 中島康治 候補(なかじま・やすはる)

JNNでは、7月5日・6日の2日間でインターネット調査を行い、取材を加味して序盤の情勢を分析しました。

徳島・高知選挙区では、無所属で現職の広田一候補がやや先行しています。広田候補は、立憲支持層のおよそ8割、国民支持層のおよそ5割から支持を得ていて、無党派層のおよそ6割にも浸透しています。

追いかける自民党の新人・大石宗候補は、自民支持層のおよそ6割、公明支持層のおよそ9割から支持を得ていますが、無党派層はおよそ2割にとどまっています。

参政党の新人・金城幹泰候補は、参政支持層の9割程度から支持を得ていて、無党派層の1割程度が支持しています。

政治団体「NHK党」の新人・中島康治候補は、厳しい戦いとなっています。

ただ、高知県でおよそ4割、徳島県でおよそ5割が「投票先を決めていない」と答えていて、今後、情勢が大きく変わる可能性があります。