静岡県議会の文教警察委員会は7月7日、財源不足が判明した新県立中央図書館について閉会中の継続審査を行ないました。説明者として前教育部長の出席を要求し、意見聴取する方針が決まりました。
静岡県がJR東静岡駅近くに計画する県立中央図書館整備事業を巡っては、国の交付金が当初の想定より100億円減額となり、財源不足が生じる見通しとなっています。県議会6月定例会では、池上重弘教育長が「交付金の確保について、他の自治体の申請状況や交付実績などの確認に不十分な点があったと反省しています」と陳謝しました。
県議会の文教警察委員会は、新県立中央図書館の整備事業について集中審査を行ない、さらなる検証が必要だとして県議会閉会中も継続審査することが決まりました。
県議会閉会日の7月7日、文教警察委員会が開かれ、県教育委員会に経緯や国とのやり取り、事案の背景などが分かる詳細な資料の提出を求めるとともに、説明者として前教育部長の出席を要求して、意見聴取する方針を決めました。
新県立中央図書館について、鈴木康友知事は見直しを明言していて、2025年内をめどに方向性を示せるよう、プロジェクトチームを立ち上げて、施設の規模、機能などの検討を進める予定です。
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