西日本豪雨からきのう(6日)で丸7年になります。教訓を風化させず、次の大規模災害に備えようと岡山市消防局が訓練を行いました。

「誰かいます?」
(甲野良輔キャスター)
「訓練では、土砂の中に埋まった人を助け出す活動も行われています」
大雨によって土砂災害が発生し、土砂や建物の中に人が取り残された想定で行われました。

岡山市内の5つの消防署から約80人が参加。隊員には、前もって訓練内容が知らされておらず、まず状況確認から行い、4か所にいる要救助者を次々と救助していきました。
(岡山市南消防署 森本将規消防士長)
「土砂災害が起こりやすいところっていうのも、マップで出ていると思いますので、まずは自分の身の回りにそういう場所があるのかどうか確認していただくのは、一つのポイントかなと」
岡山市消防局は、消防隊などの連携強化により災害時にスムーズな活動を行えるようにしたいとしています。