土地の評価額の基準となる路線価が公表されました。県内では、下関駅前の広場が21年連続で最も高い結果となりました。
公表された路線価は、1月1日時点の1平方メートルあたりの評価額で、相続税や贈与税を計算する基準となります。広島国税局によりますと、県内で路線価が最も高かったのは、下関市竹崎町4丁目「下関駅東口駅前広場」です。19万5000円で、21年連続で最も高い結果となりました。
県庁所在地の山口市では、山口市小郡黄金町の「県道山口阿知須宇部線通り」が最も高く、14万5000円でした。全国の県庁所在地では、43位となっています。
県内の11税務署すべてで、管内の最高路線価が前の年を下回らなかったのは、今の評価基準になった1992年以降初めてとなります。