■MLB ブルワーズ9ー1ドジャース(日本時間8日、アメリカンファミリー・フィールド)

ドジャースの山本由伸(26)が敵地でのブルワーズ戦に今季18度目の先発、2/3回、41球で被安打4(1本塁打)、奪三振0、四死球2、失点5(自責点3)、防御率は2.51から2.77。メジャー最短での降板で6敗目となった。

試合後に取材対応した山本は「調子自体は良くはなかったですけど、悪かったわけでもなく、ホームランを打たれた場面はスライダーだったんですけど、低めの外に凄い意識して投げたんですけど、高めにいってしまってそれを仕留められた。その前のランナーも四球でためていたので、反省するところばかりですね」と振り返った。

味方エラーでの失点には「そこまでも凄くテンポの悪い、本当にリズムの悪いピッチングをしてたので、守備も凄く守りづらかったと思いますし、初回から失点してしまったので試合を落としたというのは凄く悔しいです」と話し、「きょうの試合を落としたというのがのは凄く悔しく思いますし、もっともっと責任持って投げたいなと思います」と反省しきりだった。

オールスターゲーム初選出には「試合を見るのも凄く楽しみですし、トップの選手たちと同じダグアウトで過ごせるのも凄く楽しみですし、本当に全て楽しみにしてます」と語った。

D.ロバーツ監督(53)は山本の2/3イニングでの降板について「1イニングで40球近く投げることになった。短期的に見れば、ブルペンへの負担も大きくて、今後数日にも影響を与える可能性がある。でも同時にヨシ自身の健康や、長期的な視点も考えないといけない。彼にとってはあまりにも負担が大きすぎた」とコメント。

山本の次回登板については「彼は日曜日に投げるよ」と日本時間14日の登板を示唆、これで中1日となるオールスターでの登板は厳しい状況となった。