家庭から出た使用済みの食用油・廃食油をスーパーで回収し、航空燃料SAF(サフ)に活用する取り組みが5日、山口県山陽小野田市で始まりました。
ウェスタまるき神田店で、キックオフセレモニーが行われました。
日本航空が行うプロジェクトです。山口県内で2例目となる山陽小野田市では、丸喜と丸久が連携し、スーパーに回収ボックスが設置されます。
SAFとは持続可能な航空燃料のことで、原油から作られる通常のジェット燃料と違い、廃食油が原料となるため、CO2の排出量を8割ほど削減できるとされます。専用ボトルに廃食油を入れ回収ボックスに流し込むと、SAFの原料として活用されます。
日本航空 河端信也山口支店長
「その油で飛行機が飛ぶ姿を、ぜひ私も見たいと思っていますし、皆様にお力添えをいただいて、みんなでその姿を一目見られればと祈っています」
回収ボックスは、山陽小野田市内のウェスタまるきのほか、アルクとマルキュウのあわせて7か所に設置されます。