暑い日が続きますが、スイカのおいしい季節となりました。山口県阿武町の山間部で、特産の「福賀すいか」の出荷が始まりました。
スイカをたたいて、音で実の詰まり具合を確かめます。
阿武町の福賀地区で、特産のスイカの出荷が始まりました。農産物の集出荷場に収穫されたスイカが集められ、大きさや品質ごとに分けて、箱に詰めていきます。
福賀地区では、5戸の農家が2.3ヘクタールで農薬や化学肥料を減らして栽培しています。
昼と夜の寒暖差が大きいことを生かして、1つの株から1つの実を取る「1株1果取り」で育て、「福賀すいか」のブランドで出荷しています。
今シーズンは花が咲く頃の気温が低く、生育が心配されましたが、その後の天候に恵まれて例年通り大きく、おいしいスイカができたそうです。
きょうは17キロもある大きなスイカも持ち込まれました。地元の児童も招待され試食しました。
試食した児童
「甘いしみずみずしくておいしいです。自慢になると思います」
別の児童
「あまーい、あと音がシャキシャキする」
福賀すいか部会 木村武和部会長
「シャリ感、清涼感も十分味わえることと思います。皆さんがお召し上がりになったときにどんな反応があるかドキドキワクワクというところです」
8月中旬までに1万玉を出荷する予定で、3000万円の売り上げを目指しています。