青森県八戸市の美術館で、ゲームやアニメで人気の「ポケモン」と「工芸」をテーマにした展示会が開催されています。
タヌキの置き物で有名な信楽焼。よく見ると、壺と合体しているのは「たぬき」ではなく、かえんポケモン「リザードン」です。
八戸市美術館で6月末から開かれている「ポケモン×工芸展」は、国内の作家20人が人気ゲーム「ポケモン」をモチーフにした工芸作品を約90点展示しています。作品はポケモンの特徴と、伝統工芸を組み合わせていて、こちらの水にちなんだポケモンは、波のうねりを表す青海波柄が描かれています。
訪れた人はゲームやアニメで親しんだポケモンを通し、工芸の技術に関心を深めていました。
来場者
「ポケモンはかわいい・かっこいいイメージのキャラクターという感じですが、工芸とミックスすると、こういう見方もあるんだと見られたり、リアルなポケモンの姿を想像できるのが楽しい」
「目の前のこのグラードンがすごく迫力があって、ぼくは30歳なのですが、その世代の人はめちゃくちゃテンションが上がるのかなと思います」
この展示会は、2023年から国内外で開催されていて、今回は新作が2点追加されたということです。
「ポケモン×工芸展」は8月31日まで開かれます。