インドネシアのバリ島沖で、乗客乗員65人を乗せたフェリーが沈没しました。これまでに4人の死亡が確認されていて、行方不明者の捜索が続いています。

インドネシア当局によりますと、2日夜、東ジャワ州の港を出航したフェリーがおよそ30分後にバリ島の沖合で沈没しました。フェリーには乗客53人と乗員12人がいたほか、トラックなど車22台が積まれていたということです。

AP通信は、この事故で4人の死亡が確認されたと報じました。これまでに31人が救助され、残る30人の捜索が続けられているとしています。

乗客の多くはインドネシア人で、現地の日本大使館は「日本人が被害にあったとの情報には接していない」としています。

事故当時、現場の海域は波が高かったとみられています。