現代武道の1つ「合気道」を取り入れた防犯護身術を学ぶ教室が、青森市の中学校で開かれ、中学生が自分の身を自分で守る方法を体験しました。

青森市の荒川中学校で開かれた防犯護身術の教室は、法務省が犯罪のない社会を目指して展開する「社会を明るくする運動」の一環として行われました。

今回の教室は、講師を務めた合気道の師範の田邊孝美さんが青森地区保護司会の副会長を務めていることから実現。田邊さんは、実演を交えながら力に反発するのではなく力を受け流しながら自分の身を守る合気道の技術を伝えました。

講師を務めた 田邊孝美さん
「自分の身は自分で守るということで、護身術教室を『社会を明るくする運動』の一環として提案したんです。(合気道は)平和の武道、戦わない武道、争わない武道と言われています」

参加した生徒
「なんでそんな動きで相手を倒せるのか不思議に思いました。初めてやる動きだったので楽しかったです」

「軽い力でも相手が倒れたりするから魅力を感じました」

生徒は、自分の身を守るための合気道に理解を深めていました。