韓国の李在明大統領は就任から1か月を迎えるのに合わせて記者会見を開き、日韓関係について、経済や安全保障などの分野で歴史問題とは分けて協力を深めていく考えを示しました。
韓国 李在明大統領
「堅固な韓米同盟と緊密な韓米日協力、早急な中国とロシアとの関係改善をもとにした『国益中心の実用外交』で、平和も国民の暮らしも守ります」
韓国の李在明大統領は就任から1か月を迎えるのにあわせて、きょう午前、記者会見を開きました。
会見では、日韓関係について、「デリケートな課題が多い。歴史問題をまだ互いに精算できず、苦しんでいる」などと指摘。一方で、経済や安全保障など「協力していく分野が多い」と述べ、歴史問題と分けて協力を進めていく考えを示しました。
北朝鮮による日本人拉致問題についても、「(日本で)関心が非常に高いことは知っている。韓国政府としても、できることがあれば協力するのが正しい」などと述べました。
先月、訪問先のカナダで石破総理と初めて対面で会談したことについても触れ、「とてもうれしかった。私が想像するには、おそらくかなり警戒心を持っていたのではないか。私は全くその必要がないということを見せたかった」と振り返りました。
この会談の際に首脳同士が行き交う「シャトル外交」の再開を自ら提案したと説明し、「早いうちに日本に一度行くつもりだ」などと、訪日への意欲も見せました。
北朝鮮との関係については、「断絶した南北間の意思疎通を再開し、対話で南北関係の平和と共存の道を開く」などと述べ、南北間の緊張緩和に取り組んでいくと訴えました。
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