文部科学省が公立中学校・高校における「校則の見直し」について調べたところ、「令和」に入って以降、およそ9割の学校が校則を新たに制定したり変更したりしたことがわかりました。
調査は今年2月から3月にかけて、文科省がランダムに選んだ全国の公立中学校と公立高校それぞれ400校を対象に実施したものです。
その結果、令和に入って以降の6年間で91%の学校が校則を新たに制定したり変更したりし、その際には、多くの学校で生徒や保護者から意見を聞く機会を設けていたということです。
変更内容としては、▼制服や体操服や靴など服装に関することや、▼ヘアスタイルや化粧に関することが多かったものの、中には校則から「中学生らしい」など曖昧な表現をなくし、個人の主観が入る内容を削除したケースもありました。
文科省は、3年前(2022年12月)、時代の変化にあわせた生徒指導の基本「生徒指導提要」を改訂し、その中で、校則を絶えず見直すことなどが望ましいと示しています。
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