ダンボール箱を使って、食べ残した給食を堆肥に変える活動を、岡山市の中学校が始めました。肥料は卒業生に向けた花をそだてるための花壇に使います。

「たぶんもう頑丈だと思います」
ダンボール箱を使って、食べ残した給食を堆肥に変える取り組みです。


竜操中学校の1年C組は、SDGsを考える授業の一環で「食品ロス」について学びました。

給食を残さないように意識するだけでなく、もし残ってしまったときの対策をと、生徒ら自らが発案しました。
「ひゃっほう」


給食の残りをダンボールの中で1か月程度熟成させ、堆肥の完成を待ちます。

(竜操中学校1年C組 宮本旭さん)
「コンポストは長い時間かけてやるから、すぐにできるわけではないんですけど、それでもみんなで一生懸命つくれたら」

(竜操中学校1年C組 檜尾優衣さん)
「(コンポストに)入れないように努力するんですけど、もし出てしまったら、これからもコンポストで肥料にしていきたいと思います」

完成した堆肥は、3年生の卒業式を彩る花壇の花を育てるために使われるということです。