フランスで行われたカンヌ国際映画祭で映画関係者などに沖縄の泡盛が振る舞われました。

ことし5月に開かれたカンヌ国際映画祭公認のVIP向け社交界イベント「カンヌガラ」。世界の映画人やセレブが集うその席になんと泡盛が並びました。
沖縄の伝統的な酒器「カラカラ」と「チブグヮー」に注がれた泡盛の相棒は「ラズベリータルト」。スイーツとの相性の良さで世界のゲストを魅了しました。
▼神村酒造・中里迅志代表「泡盛のことを知らせるきっかけになって本当に嬉しい、感動の時間でした」
先週、那覇市では泡盛愛好家や酒造メーカーなどを招き報告会が開かれ、出席者たちはカンヌで振る舞われた泡盛を味わいました。
提供されたのは神村酒造の「暖流CRAFT3年古酒40度」。オーク樽などで熟成された2種類の古酒をブレンドした泡盛です。
泡盛が世界のゲストから好評だったことを受け、参加者からは喜びの声があがりまた。
▼参加者
「有名な場所で飲まれたお酒を飲めることを光栄に思います」
「これは美味しい。絶対スコッチみたいに世界に広めることできると思った。美味しい」
▼神里酒造・中里迅志代表「沖縄の泡盛はやっぱりすごいお酒だと、世界に誇れる名酒だと。改めて自覚していただいてそれをきっかけに沖縄から県外へ、県外から国外へ、泡盛の魅力が伝わっていくことを望んでいます」