青森県の宮下宗一郎 知事は2日、小泉進次郎 農林水産大臣と意見交換をして、今年産と来年産の青森県産米を、2年連続で増産できる体制となったことを報告しました。

青森県 宮下宗一郎 知事
「青森県産米が日本の食卓を救う日が来た」

意見交換は、小泉 農林水産大臣の呼びかけで設定され、宮下 知事に加え、つがる市の倉光弘昭 市長や東北町の長久保耕治 町長、県内の生産者らが出席しました。

この中で宮下 知事は、県産米の「はれわたり」と「まっしぐら」を今年産は2万5000トン、来年産はさらに1万2000トン増産できる体制となったことを報告しました。

小泉進次郎 農林水産大臣
「皆さんが一堂で増産だと。こういった方向性は大変勇気づけられます。どうかこれから青森県が日本の食を支えていくんだと。そういった思いで共にがんばっていきたい」

政府は1日、コメ政策に関する2回目の関係閣僚会議を開き、石破総理は今年産から増産の方針を示し、「生産者が不安なく増産に取り組める新たなコメ政策に転換する」と強調していました。