被害者が18歳未満と知りながらわいせつな行為を行ったとして、長崎県教育委員会は県立学校に勤務する30代の男性職員を、11日付けで懲戒免職処分としました。

県教委の会見
「心よりお詫び申し上げます。まことに申し訳ありませんでした」


処分を受けたのは県立学校に勤務する30代の男性職員で、県教委は職種などを明らかにしていません

県によりますと男性職員はことし5月ごろから7月にかけて、被害者が18歳未満であると知りながら、抱きつくなどのわいせつ行為を複数回行いました。

ことし7月被害者から相談を受けた知人が学校側に報告したことで被害が発覚。
被害者は精神的に追い詰められ現在、外出ができない状態だということです。

県によりますと男性職員は「相談を受けるうちに自分の欲求を抑えられなくなった」とした上で「弁解の余地はありません」と行為を認めているということで、県は11日付けで男性職員を懲戒免職処分としました。