気象庁は「発達する熱帯低気圧に関する情報」を2日午前10時30分に発表しました。
それによりますと熱帯低気圧が今後24時間以内に台風に発達する見込みです。

2日9時の観測によると、熱帯低気圧が小笠原近海の
北緯24度30分、東経147度30分にあって、
1時間におよそ15キロの速さで北北西へ進んでいます。
中心の気圧は1006ヘクトパスカル、
最大風速は15メートル、
最大瞬間風速は23メートルとなっています。
熱帯低気圧は今後24時間以内に台風となる見込みで、
その中心は、24時間後の3日9時には
父島の東約310キロの
北緯27度30分、東経145度20分を中心とする
半径130キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は1000ヘクトパスカル、
中心付近の最大風速は18メートル、
最大瞬間風速は25メートルが予想されます。
台風の中心は、48時間後の4日9時には
小笠原近海の
北緯29度50分、東経144度35分を中心とする
半径200キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は996ヘクトパスカル、
中心付近の最大風速は20メートル、
最大瞬間風速は30メートルが予想されます。
72時間後の5日9時には
日本の東の
北緯31度05分、東経145度35分を中心とする
半径260キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は992ヘクトパスカル、
中心付近の最大風速は23メートル、
最大瞬間風速は35メートルが予想されます。
なお、熱帯低気圧や台風の中心が予報円に入る確率は70%です。