愛媛県内では1日も13人が熱中症の疑いで救急車で運ばれています。

そうした中、幅広く対策を呼びかけようと、県では製薬会社やコンビニと連携した啓発活動を展開しています。

熱中症対策に関する啓発を展開しているのは、県と大塚製薬、それに、大手コンビニのセブンイレブンとファミリーマートです。

取り組みでは、店内のディスプレイで、こまめな水分・塩分補給や室内での適切なエアコンの利用を呼びかける動画を放映するなどしていて、熱中症警戒アラートが発表された場合には、より注意を促す内容に切り替えます。

消防庁のまとめによりますと、去年5月から9月に県内で熱中症により救急搬送された人の数は1478人で、おととしと比べ431人多かったということです。

大塚製薬徳島支店松山出張所 北島直 所長
「愛媛県でも過去最多の搬送者ということが昨年データで出ているので、とにかく搬送者を減らす活動をコンビニと一緒になって展開を進めていきたい」

啓発活動は今月14日まで実施されます。