建材需要の低下を受けて去年、操業を停止した諸塚村の「諸塚木材加工センター」についてです。
一般社団法人が事業を引継ぎ、2日からセンターの操業が再開されることになりました。

耳川広域森林組合が運営していた「諸塚木材加工センター」は、住宅建材の需要低下により赤字が続いたため、美郷町と椎葉村の2つの木材加工センターとともに去年、操業を停止。

地元の雇用や経済などへの影響が懸念されたことから、一般社団法人「ウッドピア諸塚」が事業を引き継ぎ、2日から操業が再開されることになりました。

1日は関係者およそ30人が出席して操業開始式があり、操業の安全と発展を祈願しました。

(ウッドピア諸塚理事長・藤崎猪一郎 村長)「諸塚村が取得しているFSC森林認証が最大の強みであり、これを最大限に生かしていく。そういった事業を展開することで新たな木材の価値を生み出していく」

諸塚木材加工センターは8人体制で操業し、国内での販路拡大を目指したいとしています。