海からの風で、清涼感が届きます。

山口県下関市の神社の境内に1日、約800個の風鈴が飾られ、涼やかな音色を奏でています。
本殿の前に風鈴がつるされる「風鈴まつり」です。

「音色で涼を感じてもらえたら」と、下関市の亀山八幡宮で2023年から行われています。

ガラスの切り口がギザギザしている「江戸風鈴」を使い、あたる角度や風の強弱によって繊細でさまざまな音色が聞こえます。
風鈴の音や色合いに、参拝に訪れた人たちはつかの間の涼を感じた様子でした。

参拝者
「風鈴の音が涼しげで、楽しみにきてます」
柳井からの参拝者
「風が心地よく当たって、音もきれいですしね。夜、薄暗くなってからきたらもっときれいでしょうね」
亀山八幡宮 大喜多真権祢宜
「七色の風鈴、青い風鈴、波をイメージした風鈴それぞれありますけれども…その音色と海峡の風景を楽しんでいただきながら夏の涼を感じていただけたら幸いです」

風鈴の設置は9月7日までです。
7月7日までは七夕まつりも行われます。
下げられている短冊に願いを書くことができるほか、限定の御朱印もあります。