口蹄疫の発生から15年。川南町では、殺処分された家畜の慰霊式が行われました。

2010年に県内で発生した口蹄疫で川南町ではおよそ16万7千頭の家畜が殺処分されました。

町ではすべての埋却作業が終わった6月30日の翌日を、再生の日「リボーンデー」と定めています。

1日の慰霊式では、畜産関係者らが黙とうを捧げて花を手向けました。

(JAみやざき・尾鈴地区本部肥育牛部会 岩崎勝也 部会長)「町民だけではなく県民の方々、国内の方々、国内に来る方々にはですね、今、伝染病のリスクが高いっていうのをしっかり分かっていただいて、ご協力をお願いできたらと思ってます」

国内外で家畜伝染病の発生が相次ぐ中、出席者たちは、同じ悲劇を二度と繰り返さないよう、改めて誓いを新たにしていました。