中国が日本産水産物の輸入をおよそ2年ぶりに再開したことについて、中国外務省の報道官は30日、検査で問題が見つかった場合は「直ちに輸入制限の措置を講じる」方針を示しました。
中国外務省 毛寧 報道官
「中国側の主管部門はきのう、中国の規定に合致する日本の一部地域の水産品の輸入を条件付きで再開すると発表しました」
中国外務省の毛寧報道官は30日の記者会見で、日本側が「水産物の安全を確保し、管理の強化を約束した」として、日本産水産物の輸入を条件付きで再開したと発表しました。
一方で東京電力・福島第一原発の処理水の海洋放出については「反対する中国の立場に変化はない」と強調。検査などで問題が見つかった場合は「直ちに輸入制限の措置を講じる」と述べ、再び輸入禁止措置をとる可能性を示しました。
また、今回認められなかった福島県や東京都など10都県産の水産物の輸入再開の時期について、毛寧報道官は「安全や科学的原則に基づいて関連政策を制定する」と述べ、具体的な時期については明言を避けました。
注目の記事
年末の大掃除に「終活」の視点を! 実家の片付け、業者に委託すると…費用は平均100万円! 溜めこまないコツは「日ごろから…」

コメダ珈琲を訪れた80代男性「100万円を持って来ている」ベテラン店員が感じた“違和感” 特殊詐欺被害を防いだ「いつもの会話」

「役員は下を向いて黙っているだけ」笹子トンネル事故で亡くなった姉 中日本高速道路の姿勢に妹が感じた“諦め” 【天井板崩落事故の遺族の訴え 前編・中編・後編の前編】

お年玉の由来って何?お金じゃなくて「餅だった」説&「大人同士のやり取りだった」説 歴史学から見ると

「カビた部分だけ捨てる」は誤解 中には“最強クラスの発がん性”を持つ毒も…加熱しても消えない『カビ毒』の正体

「私の長女は事件で亡くなりました。はっきり言うと、殺されました」20年前に殺人事件で長女(28)を失った父親が訴える「命」の意味【前編】









