変化する社食メニュー表記

出水キャスター:
注目したのは、これらのカレーが「ベジタリアン」だということ。インドは宗教上の理由などからベジタリアンが多く、食べられるものの制限が多いといいます。

外国人の人材派遣を行うラックワークの担当者に話を聞いたところ、「食堂スタッフ等に外国料理の指導・研修をする会社もある。『食』の待遇は自社アピールにもなる」と話していました。

日本で働く外国人労働者は年々増加していて、2024年は230万人を突破し、過去最多になりました。そういった中、各企業、「食」に対しての対応が必要になってきています。

実際に多くの外国人が働いている「CASIO」の社食メニューを見てみると、日本語が読めない外国籍従業員や取引先も利用できるように英語表記などを掲載していて、分かりやすい写真やイラストなども掲載しています。

「CASIO」のような一流企業だけではなく、中小企業も社食でこのような対応をしているということです。

例えば、数日の旅行でも母国の料理を食べたくなることもありますよね。長い時間働いている外国人従業員にとっても、胃袋で母国を感じられるのは大事なことなんだなと思いました。

井上貴博キャスター:
外国人が企業を選ぶ際の大きなポイントの一つになるということですよね。