環境省と気象庁は29日、気温が著しく高く、熱中症になりやすい暑さになることが予想されるとして、山口県に「熱中症警戒アラート」を出しました。

山口県で6月に発表されるのは、初めてとなります。

日中の最高気温は、山口市で36度、柳井市で33度、萩市で31度などと予想されています。

気象庁などは、気温や湿度、日射量などから計算される「暑さ指数」も確認したうえで、予防のための行動を呼びかけています。

【熱中症予防のための行動】
●屋内では、エアコンを適切に使用し涼しい環境で過ごす。

●屋外への外出は、なるべく短時間にする。暑い時間を避けるよう心がける。日傘や帽子を活用する。

●屋内・屋外を問わず、こまめに水分・塩分補給をする。

●高齢者、子ども、障害があるなど熱中症になりやすい方は、特に熱中症予防のための行動をとる。身近な方からも、熱中症になりやすい方へ、見守り・声かけをする。

●施設の管理者やイベント主催者などは、暑さ指数を確認のうえ、施設の利用者やイベント参加者などに対して、熱中症予防に関する呼びかけなどを行う。