本格的な海水浴シーズンを前に、愛媛県伊予市内に工場を置く企業の社員らが地元の五色姫海浜公園で清掃活動を行いました。

五色姫海浜公園の清掃活動は、伊予市内でポリエチレン製品を製造する日新化学工業が2012年から行っていて、今回で9回目になります。

28日は社員やその家族、少年野球チームの子どもたちなどおよそ150人が、梅雨明けの夏空のもと、海岸に流れ着いたプラスチックや木の枝などを拾い集めていました。

(参加した子ども)
「去年もやったが、今年はだいぶゴミが少なくていいと思いました」
「環境にもいいと思うのでこれからも続けたい」

参加者が拾ったゴミの量はおよそ200キロあったということで、日新化学工業は「こうした活動を通し、子ども達に地域貢献と環境問題について考えるきっかけにしてほしい」と話していました。