日本工作機械工業会がきょう発表した10月の工作機械受注額は、前の年の同じ月と比べて5.4%減少し、1411億円でした。前の年の同じ月を下回るのは2020年10月以来、2年ぶりになります。

内需は、11.4%減少の445億円、外需は2.4%減少の965億円でした。アメリカやヨーロッパでのインフレや利上げによる景気減退が影響しました。

加工や切削などに使う工作機械は製造業に欠かせないことから、工作機械受注は景気の先行きを表す先行指標と言われてきました。