高松地方気象台は27日、四国が梅雨明けしたとみられると発表しました。平年よりも20日早く、このまま確定した場合、統計開始後、最も早い梅雨明けとなります。

(荒木リポーター)
「午後1時の愛媛県松山市内です。気持ちのよい風と心地のよい天気が広がっていて、洗濯物もよく乾きそうですね」

高松地方気象台は、27日午前11時に四国が梅雨明けしたとみられると発表しました。

平年より20日早く、このまま確定した場合、統計を取り始めた1951年以降で最も早い梅雨明けとなります。

――Q.梅雨明けについて
「いま知ったが、結構早いなと思う」
「湿気がなくなって、じめじめしなくなったから過ごしやすいなとは思うが、ちょっと暑いから動きたくないなって感じ」
「松山は水不足で毎年悩んでいるので、そのあたりは心配」
「全然熱中症対策はしていないので、手持ちの扇風機でも買おうかなと検討している」

ことしの梅雨の期間の降水量は、愛媛県西予市宇和で345.5ミリ、松山では209.5ミリなど、県内の多くの地点で平年を上回りました。

27日は県内全域で晴れて気温も上がり、愛媛県愛南町御荘では午後3時の時点で35度の猛暑日となったほか、松山など多くの地点で真夏日となりました。

気象台によりますと、県内は今後1週間、湿った空気の影響で曇るところがあるものの、高気圧に覆われて晴れる日が多くなる見込みです。