来月の電気代と都市ガス代は、政府の補助金の再開によって、全社で値下がりします。

政府は、冷房の使用が増える今年の7月から9月に限って、電気とガス代の負担を軽減するための補助金を出すことにしています。

これにより大手電力10社は、来月使用分の電気代が今月と比べて520円から691円値下がりすると発表しました。

例えば東京電力の平均的な家庭の場合、今月より616円安い8236円となります。

一方、都市ガス4社は241円から318円安くなり、例えば東京ガスは平均的な家庭で、今月より315円安い5579円となります。

ただ、電気・ガス補助金は終了と再開を繰り返した結果、これまで4兆円を超える予算を計上していて、財政負担なども課題となっています。