EU=ヨーロッパ連合の首脳会議が開催され、フォンデアライエン委員長は、来月9日に発動されるトランプ政権による追加関税への対応について、「期限までの合意を目指すが、合意できない場合にも備える」と明らかにしました。

EU首脳会議は26日にベルギー・ブリュッセルで開催され、来月9日に発動されるトランプ政権による50%の追加関税への対応について話し合われました。

EU フォンデアライエン委員長
「きょう、追加交渉のための最新のアメリカの文書を受け取りました。必要に応じてヨーロッパの利益を守っていきます」

フォンデアライエン委員長は、「期限までの合意を目指すが、合意できない場合にも備える」と明らかにしました。

また会議にはウクライナのゼレンスキー大統領もオンラインで参加し、ウクライナへの支援継続や、「影の船団」などロシア産エネルギーを対象とした新たな制裁について、早期に採択することなどが確認されました。