来年秋の完成を目指し首里城の再建が進められていますが、正殿の玉座に掲げられる「扁額」の題字に金箔を貼る作業が26日、報道陣に公開されました。
首里城の扁額は、正殿中央の玉座に掲げられていましたが、2019年の火災で焼失し復元に向けた作業が2023年から進められています
浦添市にある工房では3枚ある扁額のうち「中山世土」の題字の部分に金箔を貼る「金箔押し」の作業が行われました。

作業にあたった漆職人の諸見由則さんは、漆を薄く塗った文字の上に慎重に金箔を置き丁寧に貼り付けていました。
▼漆職人 諸見由則さん
「やっとここまできたと内心ほっとしている。ここまでもってくるのが大変。若い20代のスタッフも結構いるので、彼女たちが色々やっていけば今後の育成もできるので安心です」
新たな扁額は今後さらに金箔押しを重ね額縁に彫刻などを取り付け、来年3月の完成を目指しています。

注目の記事
「開かずの扉」はなぜ開いたのか? 森友文書17万ページ“奇跡の開示”の舞台裏 石破前総理・加藤前財務大臣らが証言【報道の日2025】

パンや味噌汁でもアルコールを検知してしまう?飲酒してなくても摘発されてしまうのか 警察に聞いてみた

“ポンコツ一家”で過ごした5年間 認知症の母と一発屋芸人 にしおかすみこさんが語る「ダメと言わない」介護【前編】

「下請け」は"NGワード" 法改正で消える暗黙の上下関係 フリーランスも保護【2026年から変わること】

免許証には「12月28日まで有効」届いたハガキの更新期限は「1月5日」免許センターまで車で行くと違反?警察に聞いてみると…

【実録・詐欺犯VS警察官】 詐欺電話を受けたのは“本物の警察官”「信号検査・逮捕令状・強制捜査」次々に出る専門用語…人々が騙される巧妙な手口を公開









