バスケットボールB2「愛媛オレンジバイキングス」と、その親会社となった「サイボウズ」が会見を開き、両社がそれぞれ意気込みを語りました。

愛媛県松山市内で開かれた会見には、サイボウズの青野慶久社長と、「愛媛オレンジバイキングス」の北野順哉社長らが出席しました。

「愛媛オレンジバイキングス」の親会社となったサイボウズは来シーズンから最高ランクのスポンサーにもなる予定です。

チームのユニホームの胸に展開するアプリ作成ツール「kintone」のロゴを掲げ、地域との繋がりをアピールします。

(サイボウズ・青野慶久社長)
「バスケットボールというコンテンツを地方で育てるということが、おそらくこれから地方が生き残って成長していくために必ず必要なんだと、すごく強く思った」

また、2年連続地区最下位のチームの底上げへ、資金面に加えて自社の強みで、バックアップする方針です。

(サイボウズ・中根弓佳執行役員)
「組織をいかに効率よく、かつ情報共有を通じてフロントスタッフも含めて生き生きと働けるか、これが長期的なチームの強さに繋がっていく。それをDXで支えていきたい。それを競技面でもDXは活用できるのではないか。選手の体調面や、どうやって練習を組み立てていくか、そこまでサイボウズもチャレンジできる余地があるのではないかと思っている」

最高のサポートを得たチームが目指すところは…

(愛媛オレンジバイキングス・北野順哉社長)
「今シーズンの具体的な目標は、B2西地区での優勝争い、そして、クラブ史上初のB2プレーオフ進出を今季こそ成し遂げたい。さらにこのステップを確実に踏んで、来る、2026‐27シーズンのB革新においては、BリーグONEへの参入、さらにはその舞台での頂点を、サイボウズとともに本気で狙っていきたい」

チームの復活を占う2025‐26シーズンの開幕は、今年10月の予定です。