新潟のお土産として欠かせない『笹団子』がピンチとなっています。
原因は何なのか。新潟市秋葉区の交流拠点施設『うららこすど』で聞きました。
『うららこすど』の直売所では、地元の野菜などが販売されていて、中でも人気なのが、多い時で1日500個も売れるという笹団子。

およそ20年間前から販売されている笹団子は地元産にこだわっていて、秋葉区産のヨモギを使い、秋葉区周辺で採れた鮮やかな緑の笹で巻いています。
『うららこすど』の従業員
「県産の笹は色もきれいで、柔らかさが全然違うので、その辺が大きな違いだと思います。外国産は硬い」
笹採りに協力してくれているのは現在10人ほどで、1枚5円で買い取っています。ただ、この地元の味が“存続の危機”なんです。

『うららこすど』大倉武 支配人
「笹が入手するのが大変で、やはり笹を採る担い手が高齢化しているというのが一番の問題かなと思います」