アメリカ軍によるイランの核施設への攻撃をめぐり、CIA=中央情報局はイランの核施設が「何年もかけて再建しなければならない」被害を受けたと発表しました。
アメリカ軍が21日に行ったイランの核施設3か所への攻撃をめぐっては、トランプ大統領が核施設を「完全に破壊した」と発表しています。
しかし、複数のアメリカメディアは24日、国防総省の情報機関がイランの核開発計画を「数か月間、後退させただけにとどまった」と分析していると報道し、トランプ大統領の主張と食い違っていると指摘しました。
こうした中、CIA=中央情報局は25日、「イランの核開発計画が深刻な被害を受けたことを示す、信頼できる情報がある」とするラトクリフ長官の声明を発表しました。イランの核施設は「何年もかけて再建しなければならない」被害を受けたとしていて、被害が限定的だったとする報道を否定し、「完全に破壊された」とするトランプ氏の主張を後押しする声明となっています。
また、国防総省はヘグセス国防長官が26日に記者会見すると発表していて、イラン側の被害は限定的だったとする報道に反論する見通しです。
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