開業を1か月後に控える「ジャングリア沖縄」の運営会社は25日、懸念される交通対策について1日50本のシャトルバスによる渋滞緩和策などを発表しました。

説明会には「ジャングリア沖縄」を運営するジャパンエンターテイメント社の佐藤大介副社長が登壇し、渋滞や事故の抑制などの交通対策を説明しました。

佐藤副社長によると県内各地とパークを結ぶシャトルバスは1便およそ50人が定員で、1日あたり50便以上を運行するということです。

那覇空港や那覇市内、名護市内や提携ホテルなどを発着点とした6つのルートを用意し、事前予約制で運行されます。

▼佐藤大介副社長
「公共交通を増やす、駐車場を増やす、道路容量を増やすということ」
「具体的な策を持って今回お話させていただきました」

那覇空港発着の便は大人2500円、子ども1250円ですが、それ以外のルートの便は片道500円で利用できるということです。

佐藤副社長はゲスト用の駐車場およそ2200台分のうち、半分は今帰仁城跡やイオン名護店など施設外に分散して確保する対策も明らかにしました。

開業後に見えてくる交通の課題についても追加の対策を打つとしています。