新型コロナの感染が拡大してます。北海道では新規感染者が2日続けて過去最多を更新したほか、東京都でも9000人以上の感染者が確認され、「第8波」の到来が懸念されています。加藤厚生労働大臣は専門家会議の中で「2週間後には第7波のピークを超える可能性もある」との見通しを示しました。

■居酒屋は忘年会キャンペーンを早めるものの…企業の6割超は忘年会・新年会「開催しない」

早いもので2022年も残すところ、ひと月半あまり。まもなく忘年会シーズンが始まります。

山本恵里伽キャスター
「東京・新宿歌舞伎町にあるこちらの居酒屋では、毎年12月から始めている忘年会キャンペーンを2022年は2週間早めて、11月16日から始めるといいます」

早めに忘年会の予約をすれば、オススメ料理を1品サービスするということですが、なぜキャンペーンを早めたのでしょうか。

エビスコ酒場 大家健さん
「例年よりも忘年会を早い時期からやるのではないかという声をたくさん聞いてまして、飲み会を皆さんに感染対策を十分にしてもらって、騒ぎすぎないくらいで居酒屋を利用してほしいなと思います」

3年ぶりに行動制限がない忘年会シーズンを迎えようとしていますが、皆さんは2022年の忘年会をどう考えているのでしょうか。

会社員(50代男性)
「会社ではやらなくて。個人ではそこまで会社の方も制限していないので、個人ではやるかもしれない」
「お客様のところに行くことも多いので、(感染したら)会社だけでおさまらないので」

新入社員(20代男性)
「私の会社はゴリゴリの営業の会社なので、(忘年会は)ありますね。正直断りづらいというのもあるので、例年やってきたイベントなのだったら私はその習慣とかにならおうかなと思っています」

大学生(20代女性)
「抵抗が無いと言ったら嘘にはなるんですが、やはり『集まりたいな』という気持ちもあるので、状況とかを見てという感じ」

民間の信用調査会社が、全国4611社の企業に忘年会または新年会を開催するか尋ねたところ、条件付きを含め38.6%が「開催する」と回答。
一方、「緊急事態宣言」などに関係なく「開催しない」との回答は、2021年より9ポイント減少しましたが、それでも6割(61.4%)を超えています。