イランの核開発について協議する国連の安全保障理事会の会合が開かれイランは核開発は平和的なものだと主張する一方、アメリカやイスラエルは核開発は急速に進められていて脅威が高まっていると非難しました。

アメリカ・シェイ国連臨時代理大使
「アメリカの攻撃は『イランの核兵器製造能力を低下させる』という限定的な目標を効果的に達成しました」

24日に開かれた国連安保理の会合でアメリカは「信頼できる根拠を示さないまま核開発を加速させている」と批判しイランへの攻撃を正当化しました。

イスラエルも「イランの核開発は危険な領域に踏み込んでいる」としてイランに対し新たな措置を講じる必要があると訴えました。

イラン・イラバニ国連大使
「イスラエルは、イランの平和的な核開発を差し迫った脅威だと偽り、攻撃を正当化した」

一方、イランは核開発について透明性をもって進めていてイスラエルの主張は根拠がないと批判。核開発をめぐる議論は「外交と対話によってのみ解決できる」と述べました。