アメリカ軍によるイランの核施設への攻撃について、アメリカの情報機関が地下の施設の破壊には至らず、核開発計画を「数か月」遅らせただけだと分析していると報道されました。
アメリカのニューヨーク・タイムズは24日、アメリカ軍によるイランの核施設3か所への攻撃について、国防総省の情報機関である「国防情報局」がまとめた初期の分析内容を報道しました。
それによりますと、イランの2つの核施設は攻撃による破壊で入り口が塞がれましたが、地下の施設を破壊するには至りませんでした。
そのため、国防情報局は今回の攻撃について、イランの核開発計画を数か月間、後退させただけにとどまったと分析しているとしています。
また、イランは攻撃の前に濃縮ウランを施設から移動させていて、損害はほとんど出なかったほか、一部は攻撃を受けなかった秘密の施設に移された可能性があるということです。
トランプ大統領は21日、アメリカ軍の攻撃によりイランの核施設3か所を「完全に破壊した」と発表していましたが、記事は「施設の損害は一部の当局者が期待していたほどには大きくなく、イランが核兵器の製造を決断すれば、比較的迅速に製造できる可能性がある」と指摘しています。
注目の記事
「朝起き上がれない…」“なまけ” と誤解されやすい起立性調節障害 不登校の児童生徒の約4割が苦しむ 適切な理解と支援を

AB型とO型の両親からありえない血液型の子が? 全国に約1500人 四国に多い「cisAB型」とは

「焼け跡で拾った器に入れて運んで、死にそうな人に飲ませてあげた。自分も頂いた」 焼野原で配られた牛乳 ありがたい気持ち今も 80年越しの御礼 広島


世界陸上の競技直後にプロポーズした、されたスロバキア代表選手2人が東京大会は「婚約者」として「同日同時刻」スタート!当時の裏話や東京大会への意気込みを語る

「私の名をかたり 許しがたい」滝澤依子新潟県警本部長の『偽アカウント』を“投資関連”のLINEグループトークで確認

【画像閲覧注意】大量発生の“毛虫”『アメリカシロヒトリ』とは? 青森県八戸市の公園や学校に“うじゃうじゃ”と… 約3年周期で大量発生? 駆除業者は記録的猛暑など影響の可能性指摘「全滅は不可能に近い」
