長崎県内は、25日昼すぎにかけて局地的に激しい雨が降るおそれがあり、気象台は、土砂災害などに注意・警戒を呼びかけています。

長崎市では、23日夜に強い雨が降り23日の総降水量は64.5ミリとまとまった雨になりました。

記者「長崎市相川町に来ています。民家近くの石垣が崩れて現在はブルーシートで覆われています」

長崎市相川町では、24日未明「家の裏のがけが崩れサッシが壊れている」と家の住人から消防に通報がありました。

警察によりますと、石垣は幅およそ5メートル、高さおよそ3メートルにわたって崩れていて、民家まで土砂が流れ込んだということです。けがをした人はいませんでした。

また、五島市役所によりますと午前10時20分ごろ、五島市平蔵町で市道沿いの木が倒れ道路を塞ぎました。この倒木により電線が断線し、一時、付近の約3500世帯が停電しました。

24日から25日にかけて予想される1時間降水量は南部、北部と五島の多いところで40ミリ、壱岐・対馬の多いところで30ミリなど、各地で激しい雨が降るおそれがあります。

気象台は、25日にかけて土砂災害や河川の氾濫などに注意・警戒を呼びかけています。