岡山・香川で相次いで発生した鳥インフルエンザの再発を防ぐための取り組みです。観音寺市でウイルスをひろげる恐れがある野鳥が飛来するため池周辺の消毒作業が始まりました。


消毒が行われたのは観音寺市の一ノ谷池で、周辺ののり面などに消毒液を散布しました。観音寺市の養鶏場では今月1日に鳥インフルエンザが確認されていて、渡り鳥やカラスなどによる感染拡大が懸念されています。


香川県は感染が確認された養鶏場から半径3キロ以内にある13のため池周辺で2回ずつ消毒を実施します。

(香川県畜産課 大西美弥課長補佐)
「ため池に飛来した野鳥によって持ち込まれた鳥インフルエンザウイルスを他の場所にもっていく可能性を少しでも少なくすることができたら」


香川県はため池の消毒のほかに、県内全ての養鶏場に消毒用の消石灰を配布するなどして鳥インフルエンザの再発を防ぐ方針です。