23日から24日にかけて、高知県内は局地的に激しい雨が降り、土佐清水市には一時、大雨警報が発表されました。
西日本に停滞している梅雨前線が、25日にかけて朝鮮半島付近まで北上する見込みです。この前線に向かって、温かく湿った空気が流れ込んでいるため、高知県内では大気の状態が非常に不安定となっています。
土佐清水市の中心部では午前5時ごろから断続的に激しい雨となり、高知県が設置した雨量計で、午前8時までの4時間に「168ミリ」の雨量を観測。気象台は、土佐清水市に一時、大雨警報を発表しました。
高知西部では24日夕方にかけて、局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降るおそれがあります。予想される1時間雨量は多いところで西部で50ミリ、中部・東部で40ミリとなっています。また、25日朝6時までに予想される24時間雨量は、全域で150ミリとなっています。
気象台は、低い土地の浸水や河川の増水に注意するよう呼びかけています。