◆気づかないとおそろしい病気 保健所で無料検査を

宮脇キャスター:
感染者が急増している一因としてマッチングアプリの影響が考えられるということですか?

RKB吉松真希:
性感染症学会で理事を務める川名教授は、「マッチングアプリの影響があるかのか、ないのかデータで示すのは難しいですが、1対1で地道に広がっていく意味では、やっぱりワンナイトですね。そういう性行動が広げる要因になっていると思います」と話しています。若い世代を取材すると、確かに性交渉目的でアプリを使用している人が多いことや、実際にアプリで知り合った人から性病がうつっている実態が浮かび上がります。

池尻キャスター:
感染しているかもしれないと思ったときはどうすればいいのですか?

吉松記者:
泌尿器科の病院やクリニックを受診するほか保健所で無料の検査も実施しています。気づかずに進行した場合には神経まひを起こすこともあります。川名教授が話していたように、梅毒は治療すれば治る病気ですが、胎児への影響はあります。一度検査することが大切ですね。