島根県浜田市の高速道路で、クマの幼獣と車が接触したとみられる事故がありました。

23日月曜日の午前7時ごろ、浜田市宇津井町と金城町の境界付近にある浜田道の下り線上にクマの死骸があると、現場を通行した人からNEXCO西日本に通報がありました。

浜田市役所によりますと死骸はツキノワグマの幼獣1頭で、警察が路上から排除しました。

走っていた車と接触したとみられていますが、接触した車など、詳しいことはわかっていません。

浜田市役所では高速道路でクマと遭遇した場合の注意点を呼びかけています。

前方にクマが現れた場合は、対向車に注意しながらゆっくりとすり抜けるようにしてください。

クマの前で停車する際は、追突事故を防ぐため急ブレーキは避け、ハザードランプを点灯させましょう。

また、窓を閉めてドアをロックし、むやみにクラクションを鳴らさないことも大切です。

・もしクマと接触してしまった場合は、クマが生きていることや母グマが近くにいる可能性があるため、決して車から降りないでください。

・安全な場所から警察か道路管理者に連絡することが重要です。

・クマを目撃したり被害があった場合は、市役所農林振興課または各支所産業建設課まで連絡してください。