政府は、あすから予定していた石破総理のNATO首脳会議への出席を見送ると発表しました。

石破総理はあすから3日間の日程でオランダを訪問し、NATO=北大西洋条約機構の首脳会議に出席するほか、アメリカのトランプ大統領との会談などについても調整を進めていましたが、訪問を見送ると発表しました。

アメリカがイランの核施設を攻撃するなど中東情勢の緊張が高まる中、トランプ大統領が欠席する可能性があることも踏まえたものとみられます。

また、石破総理は、今回の訪問は“NATOがインド太平洋パートナーと位置づける4か国での会合がメインだ”と話していて、このうち、韓国が欠席することも勘案しての判断とみられます。