緊迫化する中東情勢を受け、原油の先物価格が急上昇しています。一時1バレル=78ドル台をつけ、およそ5か月ぶりの高値となりました。
日本時間きょう(23日)午前のニューヨーク原油市場では、原油価格の国際的な指標となるWTIの先物価格が先週末から一時4%以上上昇し、1バレルあたり78ドル台をつけました。およそ5か月ぶりの高値水準です。
アメリカがイランの核施設3か所を攻撃したことに対し、イランが近く報復に踏み切るのではとの懸念が拡大。世界のおよそ2割にのぼる原油が輸送されるルートである、ホルムズ海峡の封鎖をイランの国会が承認したとの現地報道も伝わっていて、原油の安定供給に影響が出るのではとの懸念から買い注文が集まっています。
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