検察官の仕事の内容や、やりがいを知ってもらおうと最高検と法務省が大学生向けの説明会を開きました。

法務省できょう開かれたのは、大学1、2年生を対象にした説明会です。司法試験の受験者数が減少傾向にあることを受けて、検察官の仕事の内容や、やりがいを知ってもらおうと最高検と法務省が主催したもので、およそ80人が参加しました。

説明会では、新人やベテランの検察官が日々の業務内容や任官後のキャリア形成などについて語りました。

法務省刑事局の沖あずさ検事は仕事のやりがいについて、「検事は個人の利益のために動く仕事ではない」「被疑者と被害者の話を聞いて、集めた証拠を精査して、自分が『これがベストだ』と思える判断に従うことができる」とやりがいを語りました。

また、新人の男性検事2人も「主体的に判断ができるのが、この仕事の魅力」「勉強も大事だが、大学生活に無駄な経験は無いので、友達などとのつながりを大切にして欲しい」とアドバイスすると、大学生たちはメモを取るなどして熱心に聞き入っていました。

司法試験の受験者数は10年前ではおよそ8000人でしたが、この数年では4000人を下回っていて、減少傾向にあります。

沖検事はJNNの取材に「法曹の人気の低迷には、仕事の魅力をきちんと伝えられていないという懸念がある。魅力とやりがいのある仕事なので、まだ進路を決めていない学生にはぜひ選択肢に加えてもらいたい」と話しました。

最高検と法務省は、夏にも大学生向けの説明会を開く予定です。