アメリカのトランプ大統領は、FRB=連邦準備制度理事会のパウエル議長を「大馬鹿者」と罵ったうえで、任期満了前の解任を模索する可能性に言及しました。
アメリカのトランプ大統領は20日、「“遅すぎる”パウエルが、もし政策金利を本来あるべき数字、1%か2%に引き下げれば、あの“大馬鹿者”はアメリカの支出を年間1兆ドルも減らすことができる」とSNSに投稿しました。
パウエル議長が政策金利を引き下げれば、政府の債務の利払い費が大きく減ることを挙げ、政策金利を引き下げるべきだとの認識を示した投稿です。
ただ、パウエル議長は今週、18日に開いた金融政策を決める会合で政策金利の引き下げを見送っていて、今後も先行きの不確実性が高いとして慎重に利下げを進める姿勢を示しています。
トランプ大統領は投稿の中で、こうしたパウエル議長の姿勢を強く批判したうえで「もしかしたら彼の解雇に関する考えを変えなければいけないかもしれない」とつづりました。
トランプ大統領は今月にも「パウエル氏を任期満了前に解任する考えはない」と表明していましたが、来年5月の任期満了前の解任を模索する可能性を示した発信で、パウエル議長に対する圧力を一段と強めています。
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