(11月)8日夜、月が地球の影に隠れて見えなくなる「皆既月食」が岡山・香川でも観測されました。今回は、天王星が月の後ろに隠れる「惑星食」も同時に起こり、貴重な夜となりました。



月はきのう(8日)午後6時過ぎからだんだんと欠け始め、午後7時16分には月が地球の陰に完全に覆われる「皆既月食」に。太陽光の一部の赤い光に照らされ、月が赤黒く染まります。


そして午後8時35分には、月の後ろに天王星が隠れる「天王星食」も同時に発生。皆既月食中に惑星食が見られるのは安土桃山時代の1580年以来で、442年ぶりの天体ショーが繰り広げられました。次に皆既月食と惑星食を日本で同時に見られるのは322年後だということです。