19日、都内で『横田早紀江さんを囲む祈り会』が開かれました。
1977年に新潟市で北朝鮮に拉致された娘・めぐみさん(当時13歳)の救出を願う拉致被害者家族の横田早紀江さんと友人らが、2000年からほぼ毎月開いている会で、今回で243回目になります。

【横田早紀江さん】
「祈っても祈っても、めぐみたちは、たくさんの方々は、蓮池さんたち以外は、まだ片鱗さえも見えない。とにかく拉致問題はなんの進展もなく『多分生きていると思います』という言い方しか知らされていないんです」
めぐみさんの父・滋さんが亡くなって、6月5日で5年。
早紀江さんは2月に89歳になりました。

「もう、『あと1年生きられるかな?』というところまできました」
「ただ(娘が)生きていることを信じて、助け出してあげるまでは、皆さんの力を借りて、祈りの力を借りて、その日を待とうと…」
娘・めぐみさんとの再会を果たせないまま、48年が経とうとしています。