「川の防災」をテーマにした授業が愛媛県松山市内の小学校で行われ、子どもたちが洪水が起きた時の避難や、川遊びの注意点などを学びました。

県が松山市の双葉小学校で行った授業には、5年生の児童およそ120人が参加しました。

子どもたちは、県の職員から市内を流れる重信川や石手川などが氾濫した場合、危険な場所や避難の大切さについて説明を受けたあと、足に7・5キロのおもりを付けて水の圧力を再現し、膝まで水に浸かった状態で避難することの難しさを学びました。

児童
「水中はあんなに重いのだとびっくりした」

また、川遊びについても注意が呼びかけられ、子どもだけで川へ行かないことや、溺れている人を見つけたら助けを呼ぶことなどを学んだ後、ライフジャケットの着用も体験しました。

児童
「自分の命も大切にしてほかの人の命が危なそうだったらすぐに大人に知らせてほかの大人も助けていきたい」

この授業は来月4日までに県内の小学校7校で実施される予定です。